「商品価値はお客さまが決めるもの。」というスタンス
株式会社恵和興産 代表取締役社長友寄 隆文(ともよせ たかふみ)── 2014年11月号掲載
「実際に営業はすべて常務に任せているから」と謙遜しながらも、インタビューに即答する様子が印象的。
新しいことに挑戦したいと語る中にも、言葉の随所に堅実さが垣間見られた。
釣り、囲碁、山登り、音楽・映画鑑賞など趣味が多彩。宮崎アニメのファン。
創業30周年。今がまさに3度目のバブル。
── まずは御社名の恵和興産という名前の由来について教えてください。
「恵和」という名前は琉球政府時代に結成された会、「恵和会」に由来します。
── 御社は創立何年目でしょうか?
今年9月でちょうど30周年を迎えます。
── おめでとうございます。30周年を目前に取材ができてとても光栄です。さっそくですが、沖縄の不動産取引についてどういった印象をお持ちでしょうか?
バブルですね。1980年頃に1回目のバブル、リーマンショックのちょっと前に2回目があり、今まさに沖縄の不動産取引、建設業界は3度目のバブル期だと感じています。
── 確かに建設も多く見受けられますし、ニーズがあるようですね。
そうですね。まあ、バブルといっても最初ほどではなく、ミニバブルと言ってもいいかもしれません。
── 今後、注目しているエリアなどございましたら教えてください。
中部のライカム周辺ですね。
要望をいかに、そしてどこで汲み取るか。
── では、御社の商品についてうかがいます。現在分譲中のマンション「グレイスタワーつかざん」について、セールスポイントを教えてください。
この質問を待っていました。ズバリ立地と「両面採光」のプランです。
── ホームページを拝見しましても明るく、住みやすい印象を受けました。近くに医療施設、学校、ショッピング施設があり、生活する上でたいへん便利そうですね。
そう言っていただけるとうれしいですね。
── 今後、やってみたいことなどあれば教えてください。
飲食関連のテナントをやりたいですね。単に建物を提供するのではなく、実際にテナントをご利用されるお客さまの要望をどんな細かなことでも可能な限りカタチにしたいと考えています。最近は情報化社会となり、多くのお客さまが豊富な知識を持たれ、そしてニーズも多様化してきていますから、これまで以上に打ち合わせを大事にしていきたいですね。
利益を追求すること。利とは社会福祉。
── では、社長ご本人について伺います。座右の銘はございますか?
特にないのですが、目標として挙げるとすれば「忘我利他」でしょうか。会社経営にも言えると思いますが、個人の利益だけ追求するのではなく、社会貢献することが大事だと考えています。私達は社会に生かされている。だから社会を支えるのが大事なのです。会社にとって大切なのは利益を追求することです。「利」というのは社会福祉だと考えています。
── では、感銘を受けた映画や音楽などはいかがでしょうか?
音楽はクラシックが好きです。マーラーやワーグナーなどの「別れ」をテーマにした曲をよく聴いています。感銘を受けた映画は『その男ゾルバ』ですね。映画の中に引き込まれ、自分も参加しているような気がしてくる名作だと思います。
── 次にご趣味を教えてください。
囲碁、山登りですね。沖縄山岳会のメンバーで本土にも行きますよ。
── 囲碁は手談とも言いますね。単なるゲームというよりは、どこか御社が大事にされている「打ち合わせ」と似ている気がします。では、御社を一言で表現すると何でしょうか?
「質実剛健」ですね。華やかさはなく、地味かもしれませんがしっかりとした、安定した経営を行っていきます。
── 最後に何か一言お願いします。
一緒に事業をやっていただける若い人材を求めています。既成概念にとらわれることなく一緒に新しいことにチャレンジしていける、そういう人材を募集しています。
株式会社恵和興産
- 所在地
沖縄県那覇市上間344-1
- 営業時間
09:00~18:00
- 定休日
第5土曜・日曜・祝祭日(物件案内は17時半まで)
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株式会社東洋ハウジング
高良 政也さん